TOP > 義肢装具について
義肢や装具といった言葉を聞き慣れない方も多いかと思います。
ここでは、義肢と装具のそれぞれ代表的なものを取り上げ、簡単にご紹介いたします。
義肢は手や足の一部を失った方に対し、その機能や外観を復元するために装着する人工の手足のことです。
人工の手を「義手」、人工の足を「義足」、これらをまとめて「義肢」と呼びます。
義足
失われた部分を補うように各部品を組み合わせて作ります。
最近では高機能な膝関節、足部が開発されています。
義手
外観の復元を重視した装飾用や、重作業での使用を考慮した作業用などがあります。最近では筋肉に伝わる電気信号を捉らえて駆動する筋電義手も徐々に広まってきています。
装具はケガや病気の治療の手段として用いられたり、障害を持つ方の機能補助のために用いられるものです。
コルセットやサポーターなどが代表例であり、多くの方にお使い頂いています。
コルセット [軟性コルセット/ダーメンコルセット]
脊椎の病気(脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど)による腰や下肢の痛み・痺れを軽減します。脊椎の手術後に安静を目的として使用することもあります。
側彎矯正装具
側彎症とよばれる背骨(脊椎)の横へのカーブを矯正する装具です。当社は50年にわたってこの装具の研究・製作に取り組んでおり、症例経験も豊富にあります。
インソール
偏平足や外反母趾など、足の悩みに対して幅広く利用されています。
足の型を採って、ご本人の足にあったものをお作りします。
プラスチックAFO [シューホンブレイス]
脳卒中によって生じた片麻痺などにより歩行に障害が生じた場合、足を支える装具を作り、歩くのを助けます。時には筋力を補うためにバネや油圧の継手をつけることもあります。
整形靴
強い外反母趾やリウマチなどにより市販の靴の使用が難しい場合、ご本人専用の木型を作って、1から靴を作ります。
こどもの装具
大人だけでなく、お子さんにも装具が必要となることがあります。
お気に入りの装具となるようデザインにも気を配ります。
※これらは私たちが手がける装具のうちのごく一部です。
装具はお使いになる方によって必要となる機能・構造が大きく変わります。
お一人お一人のニーズにあわせて各種装具を製作・提供いたします。
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